2019年4月

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1/1  迎春

皆様におかれましては、お健やかに新春をお迎えのことと存じます。

 

本年も、「結城・龍田屋」は結城紬の温もりを、着心地を皆様にお伝えできますよう精進してまいります。

全国へお伺いして、結城紬のご紹介をさせていただいておりますが、弊社や産地のイベント等のご案内もHPを通して告知してまいりますので、お気軽にお問合せ下さいませ。

お待ちしております。

 

今年一年が皆様にとって輝かしい年となりますようご祈念申し上げます。

2015年1月1日

12/16 地機 色無地

お客様の御注文で、地機の色無地を織っています。無地というと、絣合わせも無く簡単に織れそうに思えますが……

真綿から手でつむぎだす糸は、太さが均一ではありません。したがって、糸の太い部分や細い部分が連続して織られないように、杼(ひ)を2丁使って交互に織るのです。

太い糸が連続して織られるとその部分は色が濃くなり、またそれが逆に細い糸が連続すると色が薄くなる。この差が横段として目立つと、検査不合格となるために織子さんは気が抜けません。

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2014年12月16日

唯一無二之会 京都展 (10/30~)

IMG_190765413270593                                            10月30、31、11月1,2日の4日間 京都「ちおん舎」にて開催いたします。

どうぞお気軽にお出かけください。

2014年10月22日

8/1 糸つむぎのMお婆さん

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いつも糸を持ってきていただくMお婆さん。御年88歳。

暑いときも寒い時も、つむいだ糸を20分くらいかけて歩いて持ってくる。

不躾ではあるが、こんなことを尋ねてみた。

「Mさんは、いつから糸とり(糸つむぎ)してるの?」

すると、「私は子供のころからだよ」と。なぜ、子供のころからなのか?

聞くところによると、Mお婆さんの母親も糸をつむいでいたそうで、母の姿を見ているうちに「糸つむぎ」がしたくなったそうだ。母親には、「触るな!」と一喝されても、ついつい真綿から糸をつむいでしまったそうだ。

母親が呆れたのか、「それなら、やってみろ」と。

Mお婆さんが取った糸は、反物を織る機屋さんに実に評判が良かったらしい。以来、Mお婆さんは糸をとって70年以上?「昔みたいに良い糸は取れなくなったけどね」と笑いながら話してくれる。

2014年8月1日

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